2014年9月
「ちびっと」の力 「つくつく」の勢い
NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」の劇中に
時々出る「こぴっと」という山梨方言がとてもいい感じです。
「こぴっと」とは<しっかり・きちんと>の意味のようです。
下呂地区には「こぴっと」発音に似ている方言に「ちびっと」「ちょびっと」があります。
<少し>という意味で使います。
鶏ちゃんにこの方言を結び付けて思うことが二つあります。
1つは鶏ちゃんも「ちびっと」ずつ有名になるといいなあ〜。
2つは鶏ちゃんが「ちびっと」ずつでもたくさん集まれば大きくなるなあ〜。
ということです。
つまり「ちびっと」は大きな力になる最初の言葉ということです。
「杉の子」もこれまでお客様の応援をいただきながら「ちびっと」ずつ大きくなってきたと思っています。
もちろんその過程にはいろんな試行錯誤を重ねての成長があります。
「杉の子」は今年4月から営業時間を昼間の11:00〜15:30に集中させ、夜間営業を辞めました。地域の皆様にもようやく知れ渡り、新しい杉の子へと向かっています。
9月に入りました。
赤トンボが舞い始め、コオロギが飛び跳ねています。
セミの仲間であるつくつくぼうしも鳴いています。
「つくつく」という表現に勢いを感じます。
鶏ちゃんを取り扱う店がつくつく つくつくと誕生しています。
今、ここで思うことは
本物を追求した勢いを大切にしたいということです。
「杉の子」も今一度、原点に戻り
「本物の鶏ちゃんとは何か」を問うて、
お客様に喜ばれる店作りに励みたい気持ちです。
秋の深まりに下呂はますます旅情に溢れます。
心ゆくまで心の癒しにぜひ、おいで下さい。