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2016年4月
寄り添う心

下呂市には桜の名所がたくさんあります。
飛騨萩原ではしだれ桜が多く見られます。
中でも永養寺の入口には薄墨桜があり、私達を迎えて下さったかのようにそれは見事でした。
また、鐘つき堂の脇のしだれ桜、地面まで大きく垂れ下がり、お客様に深くおじぎをして迎えているかのようです。
室町時代のお寺と桜、とてもありがたく感じました。
また、宮谷の桜は民家の前にある苗代に映し出されカエルの鳴き声も聞こえ、
のどかでまるで京都を思い出させるような風情でした。
桜も何本も寄り添うとほんとうにきれいですね。
心打たれた一夜でした。
来年はぜひ、花見に来て下さい。

桜を眺めながら思い浮かべたのが「寄り添う」という言葉です。
寄り添うとは、もたれかかるようにそばへよるという意味があります。
お店には様々な方々が食事にみえます。
最近では海外の方も増えています。
身ぶり手ぶりも添えて楽しい展開になることもあります。
そんな時はお客様の心に寄り添って楽しい食事になるよう心がけています。
日本の方からは
「このお肉、岐阜県産ですか」と問われる事が多くなりました。
お客様の本物を追究する気持ちが伝わってくる質問です。
「そうです」と応えますが、安心して食べて頂きたいです。
鶏ちゃんは、たかが鶏ちゃん、されど鶏ちゃんです。

お客様が真剣にお話しされた最近の笑い話です。
「下呂温泉はカタクリコ温泉だね。湯舟に片栗粉を入れて混ぜているかと思った」と言われました。(笑)
それほどヌルヌル感が肌に沁み込んだ感想でしょう。
5月に入れば山の青さが増して新緑の匂いが漂い、
朴葉すしも出始め、
まさに四季に寄り添う下呂温泉です。