こちらは、下呂の郷土料理『鶏ちゃん』のお店「杉の子」です。
朝夕の涼しさが増し、下呂ノ温泉も秋めいてきました。
下呂市はその昔はました村と言われ、
温泉物語「飛州志」にみる温泉には「下呂ノ温泉」と書かれています。
ました村よりこの地方に残っている食文化の一つに鶏ちゃんがあります。
食べ方は昔からあっても
鶏ちゃんと呼ばれ始まったのは昭和30年頃と言われています。
9月5日(月)、中部ブロック商工会女性部連合会交流研修会が高山市の世界生活文化センターで開催され、私も女性部の会員として参加しました。
私と下呂商工会との関係は鶏ちゃんをより広め、地域を活性化するための
「経営革新計画」で承認をしていただいたことで、大変にお世話になりました。
今回、この中部ブロック商工会女性部連合会交流研修会においての
基調講演の題目が「鶏ちゃん合衆国のヒミツ〜埋もれた地域資源の活かし方〜」で、飛騨市市長の都竹淳也氏が話されました。
都竹市長さんは「鶏ちゃん合衆国」の国務長官であり、鶏ちゃん合衆国発案者でもあります。
画像を使っての1時間程の講演でありましたが、会場からは感嘆の声、笑いの声、納得のうなずきがこぼれ、私もあらためて感動したあり様です。
何より会場の皆さまに鶏ちゃん合衆国の活動が解っていただけ、うれしくて胸が熱くなりました。
さらに懇親会ではあらためて都竹市長さんに鶏ちゃんのことを尋ねられる人が多く、「私のところにも講演に来てほしい」、「もっと詳しく知りたい」との言葉があちらこちらから聞こえてきました。今までのいろいろな出会いに感謝いたします。
「鶏ちゃん合衆国」と聞いても、中身が判らないというのが一般的です。
もっともっとPRして鶏ちゃんが広がることを願います。
食欲の秋です。下呂ノ鶏ちゃんを食べに、下呂ノ温泉でお待ちしています。