こちらは、下呂の郷土料理『鶏ちゃん』のお店「杉の子」です。
〜下呂特別支援学校・下呂商工会女性部協働寄せ植え事業〜
とうとう師走に入ってしまい、下呂温泉街も朝晩の冷え込みが一層厳しくなりつつありますが、それゆえに温泉のポカポカ湯のあったかさが身に沁みます。
先月(11月)下旬、下呂商工会女性部会員として令和3年度研修「特別支援学校との協働寄せ植え事業」に参加しました。会場となった下呂特別支援学校(下呂市小川)において生徒さんと一緒に寄せ植え作りに挑戦したのです。
寄せ植えはひとつの土に色んな植物を植え、ひとつの鉢でいろんな植物が楽しめますが、生徒さんの個性が思い切り出せるものだと感じ身体を動かしました。また、生徒さんたちは太鼓演奏も披露されましたが、感動で涙が止まりませんでした。私には障害を持つ孫がいるものですから、生徒さんたちのひたむきな姿には感慨もひとしおで、あらためて生きる力をいただいたものと思います。
〜「杉の子」玄関にクリスマスツリー寄せ植え〜
生徒さんと協働で出来上った寄せ植えは商工会女性部の店などに飾られていますが、鶏ちゃん専門店「杉の子」の入口にもその鉢植えがそっと置かれています。鉢に浮かぶ緑、白、黄色の色々がイキイキしていて、サンタさんも付いていてクリスマスツリーを演出し、「みんなの心に笑顔の花が咲きますように」との言葉が添えられています。とても元気がいただけます。
〜杉の子定食に生徒さん作「小皿」登場〜
下呂特別支援学校の生徒さんは日頃、一人一人の特技を活かしていろんなモノを作ってみえて、それら自信の一品が並ぶショップブースがあるのですが、私は今回、焼き物の「小皿」を買い求めました。
その皿の形はハート、丸、だ円などゆがみもあって手作り感たっぷり。
色も蒼、白、茶色、ピンクなど色々、見る目が楽しくなります。
そんな生徒さんが作った小皿が今、杉の子の鶏ちゃん定食の一品盛りと取り皿に使用しています。小皿に乗ったこんにゃく、揚げ、かぼちゃなどの煮付けが何か微笑んでいるようで今度、食べられる時、少し気にかけていただければ幸いです。